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武術秘伝書夢世界第三十四話 「兵道鏡」
義経兵法の秘儀を連綿と伝承した天下無双の兵法の秘密
中世の悲劇の英雄の御名を諱に撰んだ剣豪の話
天下の剣豪宮本武蔵は独学で剣を修め、限りない修行と実戦の果てに遂に二刀流剣法を自得した……そんなことは嘘!! 武術と言うものは一代の工夫で完成するものではなく、武術の世界に無師独覚の天才などいないからである(無師無学の変人はいるが)。
武蔵は幼少より養父から家伝兵法を徹底的に仕込まれ、宮本家古伝の二刀剣法を極めた兵法古家の俊才である。
武蔵自身は自己の兵法の出自を何故だか書き残さ無かったが、宮本兵法の淵源が中世に生きた悲劇の英雄、源義経の伝えた古伝兵法の流れであった事を宮本兵法の別系に残った古文献によって始めて窺い知る事が出来る。
実際の所武蔵は古から伝承した高度な技法を養父から受け継いだことは間違いなく、そして恐らく膨大な秘伝書群をも受け継いだのだろう。何とならば事実武蔵は、二十歳そこそこで『兵道鏡』と称する自己の兵法の秘伝と極意を詳細に書き記した驚くべき秘伝書を作成し門人に授けているからである。それは晩年の著作、『兵法三十五ヶ条』『五輪書』などの原典とも称すべき過去世から連綿と伝承された兵法叡智の断片を写す秘伝書そのものであった。そして当時の武蔵は「兵法天下一」を称え、圓明一流を名乗り、諱として「義経」を名乗っている。即ち宮本武蔵守藤原義経と−−。
これでは自己の兵法が日本兵法の始祖とも称すべき義経伝来の秘儀であることを言外に語っているのと同じ事ではないか。
実際その内容を見てみるとこれは大変に奥深い秘伝書であり、技術伝と言う立場から言えば最高の極意書である。本当に深い術理と技術極意がこの時期に既に語られている事には驚嘆の一語に尽きる。
しかも当時伝承していた武蔵剣法の内容まで具体的に詳説されており、その内容は何と当時において既に二刀剣法オンリーの技術解説なのである。武蔵が実戦の果てに二刀流を開眼したなどと言うことは大衆作家の妄想とそれに追従した自称研究者たちの剽窃に過ぎない事が分かるだろう。武蔵は古伝の二刀流剣法を正しく受け継ぎ、青年時代はそれを墨守し、来たりよる敵を薙ぎ倒し血煙街道を突き進んでいた。しかして六十余戦六十余勝の白星を獲得したと言う。だが為にして彼の腰辺の兵道鏡は血糊にて何度も紅化粧が施され曇った御姿を映し出す様にもなっていたのである。如何に兵法の為とは言え、もう血煙などに塗れたくはない。体に付いた血糊は一風呂浴びれば綺麗になるかも知れぬが脳裏と五臓六腑に染みついた血は草津の湯などでは洗い流す事は出来ず、また洗い流してはいけないのかも知れなかった。故にこそ武蔵は生涯を通じて入浴する事はなかったと言う……。
そして武蔵は巌流との決戦を乗り越え、それまでの血まみれ剣法を捨て、そこからこそ剣の聖の道を歩み始めたと言えるだろう。そして最後に岩窟に籠もり不思議な前衛剣法、単なる武術を越えた芸術、二天一流兵法を編み残したのである……。
だが本当に敵を薙ぎ倒してきた青年期の武蔵剣法の神髄はこの『兵道鏡』こそが伝えている。
武蔵の天下無敵の強さの秘密を垣間見たい者は目を皿にして学ぶべし探るべし。

●解題
達筆にて書かれた比較的大部の口伝冊子本であり、慶長十二年の記載がある。ただ花押も認印もなく、どうも直筆資料ではないようである。ともあれ内容は各地に残る青年期の武蔵の秘伝書と同じあり、ある時期に後代継承者の誰かが写本した資料ではないかと思われる。果してこの様なレベルの高い完成された口伝書を二十歳そこそこの武蔵が何故に独力で著す事が出来たのだろうか?。それは宮本家の口伝承を武蔵が写し取ったものと言う風に筆者は考察するのであるが、証する資料が有るわけではない。いま少し宮本兵法家の根本資料が出て来るのを待たねばならないだろう。

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